仕事でケニアに行っていた友達から、
お土産を頂きました
その友達曰く、
「ケニアで1番しょうもなくて、
でも捨てるに捨てられない置物送るわ」って…
托鉢僧っぽいその容姿でね
見た通り一日中思慮深い顔をしてます。
緩く握られた右手の部分が空洞になってて、
かすみ草とか茎の細いものをさせるようになってるんです。
大きな耳とか銀のブレスレットとか、
赤い法衣とか、細く長い胴体とか、
名状しがたい魅力を持ってはいるのだけれども、
いったいこれはどこに置けばいいのか…
いったいどこに置けばいいのか…
右手を顎に添えて、
この托鉢僧としばらく一緒に考えた結果…
とりあえず醤油差しの隣りに置きました。
赤い法衣をまとった托鉢僧とフタの赤い醤油差し。
一生答えの出ない禅問答的なコンビです。
托鉢僧が隣でこんな難しい顔してたら
醤油差しもいずれ思慮深くなるかもしれないですね…
「醤油差しとしての私、そもそも私の内に潜む醤油とは
主に穀物を原料とし、醸造技術により発酵させて製造する液体調味料であり、日本料理における基本的な調味料の一つ…」的なね